ネイリスト技能検定試験3級 合格率98.2%
2011/12/27TOYO CAMPUS BLOG
このところ、ずいぶん寒い日が続きます。
空気も乾燥して、風邪もひきやすい時期ですので、ご自愛くださいね。
東洋は12月22日に終業式を終え、冬休みに入りました。
冬休みに入ってすぐに、11月24日に行われた、
ネイリスト技能検定試験3級の結果が到着しました。
合格率
98.2%
惜しくも全員合格、合格率100%とはなりませんでした。。。;;
ネイリスト技能検定試験は、実技と筆記が伴わないと合格とならない検定試験です。
(実技は合格率100%だったので、本当に残念。。。)
この、JNEネイリスト技能検定試験は、
日本で一番メジャなーネイルの試験といっても過言ではありません。
ネイルサロンの採用基準としても、検定2級または1級取得者というところが多いです。
その2級・1級を取得するには、3級の取得が必須となっています。
将来、ネイリストを職業としていなくても、
検定試験を受けた東洋1年生たちは、こんな風に考えています。
・自分が働きたい美容室で、ネイルをやっていたら役に立つと思う。
・履歴書に書ける試験だから、就職に有利。
・友達・家族にネイルをしてあげたり、正しい知識を教えてあげたい。
・真剣に取り組むことで、自分の力が向上しているのを感じた。
・ネイルもメニューにあるサロンで、両方ともできる美容師になって、
お客様を幸せにしてあげたい。
・実技試験のある検定試験を始めて受けたけど、美容師国家試験のためにもなると思った。
・衛生面がすごく厳しかったけれど、他の実習でも道具を清潔に扱えるようにしたいと思った。
・更に上の級を目指して、頑張りたい。 など
どんなかたちでも、検定合格を目指したパワーを、
将来に是非生かして欲しいと願っています。
私は、高校へお邪魔して、ガイダンスを行うこともあります。
その中で良く聞かれることがあります。
『検定試験って、何のためになるんですか?』と。
検定試験も中には、職に直結しないものもありますし、
ネイル検定のように、検定試験を持っていることで就職に有利になるようなものもあります。
ですが、職に直結しなくとも、巡り巡ってどこかでつながっているものだと思っています。
本校では色彩検定にも力を入れています。
色の勉強をすることで、理美容師になったときにヘアカラーなどの知識に生かせると思います。
でも、他に、トータルコーディネートを考えたときには必ず色の締める割合は重要ですし、
普段の生活の中にもいっぱい生かせることがあります。
ネイル検定は、爪だけの事を学ぶわけでもなく、
爪は皮膚の付属器官なので、
皮膚に触れる職業→理美容師の必要知識の要素が沢山詰まっています。
このように、色々繋がってくるんです。
私が考える検定の意味は、
もちろん合格することにも大きな意味がありますが、
『検定試験を受けるまでの経緯』が大切だと感じています。
検定合格の目標に向けて、勉強していく努力とその経過が、
自分に与えてくれるものは本当に大きい。
今までだったら気にもとめなかったことが、気になったり、
すっと入ってくるようになったり…
目標があることで、色んな事に興味が持てるようにもなります。
合格に向けて、勉強や練習の計画を自分で立てるようになれます。
もちろん、合格に必要な知識や技術が身についていきます。
そして、検定を受けて、合格しようとする前向きな姿勢にもなれます。
そんな姿を見たら、周りは応援してくれるにきまっています。
こんなふうに、大切な事をいっぱい得られると思っています。
これが、私が考える検定試験の意味です。
みなさんは、どうお考えでしょうか?
また少しネイルの話しに戻りますが、
ここ一年は特に、美容室併設のネイルサロンも増えてきている傾向にあるそうです。
近い将来、カットやカラーしながら、ネイルの施術を併せていくサロンや
理美容師も増えていくことでしょう。
そして、ネイルの技術を身近に感じて頂けて
リピートしてくださるお客様も増えていくんではないかと思います。
今回取得した検定試験が、役に立てるのも時間の問題かもしれません。
最後に、少し話は変わりますが、
今年の秋の検定試験で、ネイルコース選択の美容科2年生の2名が、
プロレベルのネイルケア技術が必須の2級を取得しました。
改めて、このブログの中でご紹介しますので、お楽しみに♪ byA.H
PS
ネイルや検定の事になると、ついつい熱く語ってしまい、長文になってしまいました。。^^;
ご愛読、ありがとうございます。