TOYO CAMPUS BLOG

防災訓練を行いました

2012/03/12TOYO CAMPUS BLOG

昨日で、東日本大震災から1年が経過しました。

あの震災が奪ったものは本当に多かったのだと…

あの震災のことを忘れたわけではありませんが、

昨日は、改めて心が痛む日でもありました。。。

亡くなられた方へ、改めて

ご冥福をお祈り申し上げます。

東洋では、震災1年をまもなく迎えるという3月6日(火)に、

学校の近隣の方と合同で、

千葉市防災普及公社様のお力を借りて防災訓練を行いました。

東洋の運動場には、体験施設も設置されました。

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初めは映像を用いて防災の意識を高めるための講座です。

中でも宮城県多賀城市の職員が東日本大震災の映像を編集したものは、

とっても衝撃的でした。

もう二度と、あのような被害が出ることのないよう、

祈るばかりです。

ですが、いつ襲ってくるかわからない自然災害。

そこで…

『自分の身は、自分で守ること』

『自分が災害の時に手当や看護の必要な人にならないこと』

その二点が一番大事なことと、教わりました。

東日本大震災では、病院の施設も停電などでまともに機能せず、

多くのけが人が運ばれ、ベッドも足りず、

玄関に毛布を敷き詰めて多数の患者さんが横たわっているような状態。

実際に1週間も骨折の治療ができなかった方の話も、

私自身、新聞記事で読みました。

痛みに耐えながらも、なかなか順番が回ってこないつらさ…

お察し致します。。。。

現在では多くの防災グッズが販売されています。

そういうものを上手に使いながら、

自分の身は自分で守っていきたいと思いました。

資料も頂きましたので、参考にしたいと思います。

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東日本大震災が起こるまでは、

非常持ち出し品や備蓄品は、3日分が必要といわれていましたが、

東日本大震災では、1週間も避難所に食料などが送られない地域もあったそうです。

それをふまえて、今後は1週間を目安に用意しておくと良いかもしれないとの事でした。

ただし、あくまでも“自己責任での準備を”とのこと。

1週間分があるから、大丈夫だともいえないですから…

講義の後は、運動場にて、

地震体験・煙体験ハウス・消火器操作を行いました。

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これも

『自分の身は、自分で守る』ことに通じます。

まず、地震が起きたら、小さな揺れの時に安定した机などの下にもぐること、

消化器を使う際には、まず火の元を消火すること。

あっては欲しくないことですが、

いつまた起こるかわからない大災害に備えて、

心の準備ができました。

機会がないとなかなかこういう事も体験できませんが、

今後も1年に1回は地域の防災訓練に積極的に参加をするなど、

一人一人の防災意識を高める事は必要だと思いました。

2011.3.11

一生忘れることの無いであろうその日。

あの日、この運動場で、余震が続く中、

不安な面持ちの生徒たちと身を寄せ合った日。

今も私の心の中に、はっきりと焼き付いています。

今回の防災訓練にご協力頂いた、

西千葉近隣の方々、千葉市防災普及公社の方々、

貴重な体験をありがとうございました。byA.H