美容技術理論:ネイルデモンストレーション
2012/01/11TOYO CAMPUS BLOG
2012年が、皆様にとって素晴らしい一年になりますように☆
本年も、TOYOキャンパスブログをよろしくお願いいたします!
昨日が始業式の東洋は、本日から3学期の通常授業が始まりました。
1年生にとっては、2年生に進級するための大事な学期であり、
2年生にとっては、国家試験(実技試験)を3週間後に控えている状態です。
本日は、1年生美容科対象に、
美容技術理論【第8章 ネイル技術】のデモンストレーションを行いました。
ネイル技術も、以前と比べるとかなり進化しています。
ネイルケアを行い、マニキュアを塗って仕上げる方法は、
基本中の基本の技術ですが、現在の需要は20%に満たない状態です。
現在ではジェルネイルの人気が圧倒的に高いです。
美容技術理論の教科書も、
時代のニーズにあわせジェルネイルの施術などが掲載され、
第8章ネイル技術のページも数年前に比べぐっと増えました。
実際のネイル産業の発展の傾向や、ネイルサービスの実績などをふまえて、
今、注目するべきなのは、なんといってもジェルネイル!
とはいっても…
やはり、ネイル技術の基礎は、ネイルケアにあり!
ネイルケアができないと、ジェルネイルなどを行っていく際の下地すらできません。
ネイルケアができて、ようやくジェルネイルやアクリルスカルプチュア(スカルプ)が
理解できるようになります。
日本ネイリスト協会認定校の東洋では、ネイリスト技能検定試験3級にも
力を入れているのはそのためでもあります。
今回は、ネイルケアの基本を習得している1年生を対象に、
ジェルネイルの技術として、
①ナチュラルネイルオーバーレイ
②ジェルチップオーバーレイ
アクリル技術として、
③シルクラップ
④アクリルスカルプチュア
以上4つの技術のデモンストレーションさせていただきました。

デモンストレーションは、
手元の状態をカメラを通してプロジェクターの大画面で映し行います。
施術中に使用している道具や材料、技術の説明などを行いました。
施術後には、モデルになって下さった宮近先生が会場内を回ってくださり、
生徒にはできた爪を間近で見てもらいました。
アクリルと、ジェルの質感の違いなどは、
画面を通してではなく、実際に触るとよくわかります。
ジェルは、ツヤがあってソフトな仕上がり。
アクリルは、丈夫でシャープな仕上がり。
はじめにモデルの自爪を短くカットさせて頂いたあとに、
ジェルやアクリルを足して、指先から1㎝くらい出るような長さで爪を作りました。

生徒からは、驚きと感心の声。
『爪は、作ることができるんだ』という事が理解してもらえたようです。
2年次から始まる選択授業でのネイルコースの中では、
本日行ったジェルネイルやアクリルももちろん勉強します。
材料は個人持ちですので、
選択授業が終わった後も引き続き個人で練習したり、
友達にやってあげたり…
自分で好きなように使うことができます。
ちょうど今の1年生は、選択授業を何にするのか検討している最中です。
ネイルの希望者が増えて、ネイルの楽しさを沢山伝えていけたら、
私も嬉しいです。
ネイルコースは、もちろん男子も選択可能です!
(今年度は3名の男子がネイルコースに所属していました。)
ネイリストは、女性だけの仕事だ!と思っている方。
その答えは、NO☆
まだまだ数は少ないですが、男性ネイリストも増えつつある状態です。
それに、TOPネイリストという人の中には、男性が意外と多いんですよ。
どうやらこれからは、
ヘアサロンでのジェルネイルの導入が増えてくるようですので、
髪をキレイにしたついでに、爪のお手入れをするなんていう時代が
そこまで来ています。
東洋で学んだ技術を是非、将来働くサロンで役立てて欲しいと思います。
実際、本校の卒業生も、ネイリストとして活躍中です。
このブログ内で近々ご紹介できたらいいなと思っています。
これからも多くの方に、ネイルを通して幸せになって頂けることを夢見て☆
東洋ネイル推進委員会委員長(自称…w)byA.H